「インフラエンジニア=夜勤が多い」「きつい」というイメージをお持ちの方もいるようです。ここでは、インフラエンジニアに夜勤がある理由や夜勤のメリット・注意点などをご紹介します。
インフラエンジニアは、夜勤対応が多い職種の一つです。WebサイトやWebサービスが24時間365日安定して稼働するように、夜間帯もトラフィックやログの監視を行ったり、障害発生時には復旧作業を行ったりしなくてはならないからです。また、夜間帯に稼働しない情報システムでも、導入・更新作業を夜間帯に行う場合があります。このため、夜勤対応が必要なのです。
多くの企業では、2交代や3交代制のシフト制を取っており、1日を8~数時間ずつに分けてそれぞれ勤務しています。夜勤シフトの担当になるのは、週に1~2日程度のことが多い。このため、夜勤以外の日にきちんと体調を整えなくてはなりません。
インフラエンジニアには、派遣・SESや受託開発の正社員、業務委託・フリーランスなどさまざまな働き方があります。
未経験だとハードルの高い働き方(例えばフリーランスなど)は除外して考えると、派遣・SES・受託開発をこのサイトでは未経験者の皆様におすすめしています。
受託開発会社での勤務の場合は、企業の規則によって夜勤が決まってしまいますが、派遣・SESの場合は、常駐先によって夜勤がない場合もあります。また、夜だけ・日中だけなど働き方を選べる場合もあるので、勤務予定の企業や担当するシステムがどのような運用・管理体制なのか、事前に確認してみましょう。
特に女性の場合は、「なるべく夜勤を避けたい」と考える人が多いかもしれません。企業の中には、身体的な辛さや防犯面のリスクを考慮して、女性に夜勤をさせないところもあるようです。一方で、女性であっても、他のスタッフのスキル・ポジション・キャリア等のバランスによって、夜勤を任される場合があります。
基本的には、「女性だから夜勤免除」という特別扱いはないと考えた方が良いでしょう。
メディア監修のジャパニアス株式会社さんの協力を得て、実際に活躍するインフラエンジニアに過去の夜勤について振り返ってもらいました。
どんなスケジュールで動いているのか、夜勤は何時から何時までなのか、気になるポイントをぜひチェックしてみてください。
下流工程時に夜勤を利用して
早期構築業務へキャリアアップ
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とはいえ、夜勤はデメリットばかりではありません。ここでは、夜勤のメリットを3つご紹介します。
夜勤は交代制のシフト制で行います。日中の仕事のように「就業時間が過ぎても仕事が終わらず帰れない」「他の人が仕事をしているから帰りづらい」といったことがなく、指定の時間になったら次の担当に交代するので、残業はほとんどありません。
しかも、夜勤が関わる運用・監視業務は、基本的にはマニュアル化された定型業務を行うことが業務の中心。忙しい状況が少ないので、場合によっては待機時間を勉強に充てることも可能です。
日中に仕事をしている場合、毎朝の通勤ラッシュ・帰宅ラッシュがきつい、という人もいるでしょう。夜勤の場合、一般の人とは逆の時間帯で動いているため、通勤ラッシュや帰宅ラッシュに巻き込まれることを避けられます。混雑によるストレスを感じることなく、通勤・帰宅することが可能です。
また、夜勤明けは、昼間の時間を自由に使えます。ぐっすり眠るだけでなく、日中にしか開いていない銀行・役所の手続きをしたり、病院に通ったり、比較的人が少ない平日のテーマパークや買い物に行けたり、趣味の時間に充てたりするなど、一日を有効に使う ことができます。
企業によっては、深夜手当や夜勤手当などをもらえる場合があります。日中に同じ時間働くよりも多く給料をもらうことができるので、「未経験から少しでも給料を上げたい」とお考えの方にはおすすめです。
とはいえ夜勤には、体調管理が必要・生活リズムが乱れやすいなどのデメリットもあります。このため夜勤は、そもそも夜型の人や体力に自信がある人、時間を問わずいつでも眠れる人、家族の理解やサポートを受けられる人などに向いています。夜間の方が集中力やパフォーマンスが高い人なら、辛さを感じることは少ないでしょう。
インフラエンジニアは、業務によって夜勤が避けられない職種です。夜勤の体制は企業によって異なるので、どうしても夜勤が辛いという方は、自分が希望する働き方ができる企業を探したり、キャリアアップをして、上流工程を目指したりするのもおすすめです。
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