当メディア、エンジニアQUEST編集チームでは、みなさんと同じくエンジニアはもちろん、IT未経験でインフラエンジニアの一歩を踏んだ方にインタビュー。
今回は現在SVとしても活躍中のインフラエンジニアさんにお話をうかがいました。
仕事内容や、気になる一日の流れなどを聞いてきたので、ぜひ参考にしてみてください。
前職で建築業界の企画営業をされていたそうですね?
なぜ転職しようと思ったのか、きっかけを教えてください
結婚がきっかけです。地元を離れることになり、転職活動をしました
建築業界から全く違う業界へ、というのは勇気がいるような…
なぜIT業界を選んだのでしょうか
業界としての将来性や、専門スキルが身に着けられる、という点がいいなと思いました。その中でも、ジャパニアスは研修制度がしっかりしていたので「自分でもできるんじゃないか?」と思ったんです。
転職活動では他にも色んな求人情報をご覧になったと思いますが、
譲れないポイントはありましたか?
とにかく、前職と比較して条件が良いところを探しました。福利厚生とか給料とか
IT業界=休みがない、というイメージを持つ人も多いようですが、
不安はなかったですか?
そうですね。ジャパニアスは休暇の日数が明確に提示されていたので、そこは信頼して(笑)
最終的にジャパニアスさんに「入社しよう」と思ったポイントは?
経緯としては、「未経験で入るならジャパニアスがいい」と転職エージェントのすすめもあったのですが、色々な条件を踏まえて面接を受け、決めました
他の企業とも比べられてでしょうか
面接はジャパニアス1社でしたが、他の企業さんの募集要項もたくさん見ましたよ。他の企業と比べても条件面がよく、研修制度のあり方にも惹かれて決めました
入社後はどんなお仕事をされたんですか
最初はヘルプデスクでした。クライアント企業先に常駐して、海外からの問い合わせにメールで対応する仕事です
海外からの問い合わせ対応なんて、すごい!
専門用語とかもあると思うんですが、それも英語で?
そこは勉強しながらですね
勉強は苦になりませんでしたか
学んだことがちゃんと現場で活かせるので、逆にモチベーションになっていました。未経験からの転職ということもあり、むしろ勉強していた方が私は安心できるんです
未経験で入社されて当初、まだ慣れない中仕事もしつつ勉強もしつつ、というのは
かなりハードではないかと思うんですが、挫折したりしなかったですか?
ジャパニアスでは、資格を取ると奨励金が出るんです。それを励みにしたり、あと、私の場合は試験受ける日を先に決めてしまいます。そうすると、逆算して今どの勉強をするべきかが明確になり、やるしかない!となれ、挫折するひまがありませんでした
素晴らしいですね!
それで、ヘルプデスクのあとはどんなお仕事をされたんですか
ヘルプデスクは、2〜3ヶ月ほどでした。その後、別なプロジェクトでインフラ構築に携わり、現在はSV(スーパーバイザー)として現場を任されています
未経験からインフラの構築、3年でSVってなかなかのスピード出世
かなと思いますが、不安はありませんでしたか
同じ常駐先で、違うプロジェクトですがSVの先輩がいて、すごく面倒をみてくれました。また、営業の方も、いつでも連絡が取れるようにしてくれていて、横の繋がりで助けられた部分は大きいです
ご結婚されていて、ご家族との時間もありますよね?インフラエンジニアという業務にプラスαでSVというポジションに躊躇はなかったですか
お世話になっていたSVが声をかけてくれたので、「任せていただけるんだ」という喜びの方が大きかったです。「できるならチャレンジしたい」と思って引き受けしました
現在、SVという責任あるポジションで頑張りながら、日々インフラエンジニアの勉強もしていると伺いました。
そこはやはり、ご家族の応援があってこそ、でしょうか
そうですね。家族が協力してくれて助かっています。家のこともありますし
インフラエンジニアの仕事と家庭の両立で工夫されていることはありますか
一番大きいのは、リモートという働き方ができている点ですね。通勤時間がないので、その浮いた時間で勉強もできているのかなと思います
未経験から入社して、すぐリモートだったんですか
はい。リモート勤務ができる案件ががあることも入社の決め手でした
初めての業界、仕事の場合「最初は誰かがそばにいないと不安…」という方も
いらっしゃいますが、そういうことはなかったですか
人によると思うんですけど、私の場合は、分からないことがあればリモートでも自分から聞いていました。「積極的に」というのを心がけていたので、そこは特に不安はなかったですね
聞いて教えてくれる環境があったということですね
そうですね。これから入社される方も、積極性とコミュニケーションを心がければ、初めてのインフラエンジニア職でも大丈夫だと思います
コミュニケーションと言っても色々あると思うんですが、
どの辺に気をつけてらっしゃいますか
丁寧に対応するということですかね。質問をする際も、相手が分かっている前提で、チャットでポンと言葉を投げるようなことはせず、誰でも分かりやすいような文章を心がけています
SVとして後輩のインフラエンジニアを育成する時に気を付けていることは?
やりたいことが見えていない人もいるので、相談に乗ったりしていますね。方向性が見えると、自然と、身につけたい資格やスキルが分かるので。まずはインフラエンジニアとしての将来像を共有するところから始めています
キャリアの方向性というのは、最初の時点で決まっていた方がいいのでしょうか
最初は漠然としていても、入社してから決めればいいと思います。相談できる環境があるので、そこは安心して欲しいですね
三上さんが感じる、仕事の魅力ややりがいをお聞かせください
私が今従事しているのは、結構規模が大きいプロジェクトのネットワーク分野なんですね。その中で、自分が作ったネットワークの部分が正しく機能して、 システムがうまく作動したりとか。トラブルが起きても、そこを解決できたりとかしたときに、自信がついたり、やりがいを感じたりします
未経験から従事するにあたって、「どうすればいいか分からない!」みたいな
状況になったことはありますか
作業は全て、手順書が基本になっています。手順書に書かれていないことはしてはいけないので、まずは手順書通りに行動する。そこに載っていないことは、情報を整理した上でエスカレーション先に伝達しています
まず手順書をしっかり読むことが大事なんですね
そうですね。最初に常駐先の企業の方と手順書の読み合わせをするので、分からない部分や気になることは、そこで解消しておくとよいと思います
逆に言うと、未経験から入社する方は、この手順書を読めるだけの知識がないといけないのでは?
ジャパニアスの場合は、研修で教えてもらえるので大丈夫です。ただ、知識がないとわからない点はあるので、入社後も日々勉強は大事かと思います
三上さんの将来の目標について、お聞かせください
将来は、国際案件でも活躍できるクラウドのスペシャリストになりたいです。というのも、今いる常駐先で、海外のプロジェクトがあるんです。海外のデータセンターで作業をするのですが、そういうことができる人材が少ないんですね。ですから、いずれ私がそこで活躍して、指揮まで取れたらいいなと考えています
確かに、ジャパニアスさんは、海外案件でも実績豊富ですよね
はい。そして、SVとしても、より個人に寄り添ったアドバイスができるようになりたいです
今は何人くらいを見てらっしゃるんですか
8人です
割と多いな、という印象ですが…
会社として未経験者を積極的に採用しているので、どうしても見る人数は多くなりますね。ただ今後は、SVもどんどん増えると思うので、未経験でも3年目とか4年目とかでSVを狙える、チャンスの多い職場だと思います
SV同士で育成の悩み相談とか、ミーティングをしたりするんですか
毎月オンラインで情報交換をしています。営業担当も入って、会社の方針や現場の悩みなども共有し合っているので心強いですね
最後に、未経験でインフラエンジニアを目指そうか
迷っている方に、勇気の出る一言をお願いします
勇気…難しいですね(笑)でも、インフラエンジニアってすごく融通の利く仕事だと思っています。中抜けする方とか早上がりする方もいるのですが、それでもうまく回っているので、家庭を大切にしたい方でも、インフラエンジニアの専門知識さえ身につければ、長く続けられると思います
未経験でもしっかりエンジニアになりたい、家庭と両立しながらキャリアを追求したい、と考えている方にとって、すごくワクワクするお話だったかなと思います。本日は、ありがとうございました
未経験からの転職ながら、たった3年でSVとして活躍している三上さん。自分らしい働き方で、目標を持って前向きに働いている姿が印象的でした。
三上さんが働くジャパニアス株式会社は、インフラエンジニア職でも未経験者を積極採用しています。もちろん未経験者へのサポート体制もバッチリ!気になる方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
インフラエンジニア=男性というイメージがあるかもしれません。実際、インフラエンジニアの男女比は8:2(※)あるいは9:1と言われています。もともと男性ばかりの業界で女性の進出が進んでいない、物理的なサーバーを組む仕事は体力面で女性に不利、仕事によっては長時間労働や夜勤、休日出勤がある、などがその原因です。
しかし、近年は女性のインフラエンジニアの需要が増し、求人数も増えています。また、物理面の構築が不要なクラウドサーバーの普及により、男女差なく活躍できるようになっていますし、夜勤や産休・育休、リモートワークなど、女性の働きやすさに配慮する企業も増えてきました。
未経験からスキルを身に付けて活躍している女性のエンジニアも多いので、「手に職をつけたい」「将来性のある仕事がしたい」とお考えの方におすすめです。
男女共にその多くがIT未経験からの出発
秘訣はサポート体制と常駐先の信頼関係
IT未経験でスクールで勉強していなくても、現場配属される前に、自社の研修センターで実践に基づいた研修で1ヶ月しっかり集中して学べる仕組みを整えている会社。
新人インフラエンジニアを配属する先のパートナー企業は長年ジャパニアスと信頼関係を結んだ会社ばかり。常駐先も未経験と承知の上で受けてくれるので安心です。
まじめにコツコツ努力した暁には、上流工程案件も多数期待でき、今回インタビューした三上さんのように、後輩育成・サポートにも携われるSVなど、キャリアアップできる環境も用意されています。
インフラエンジニア・SV
三上 明日香さん
現在の担当職種:
ネットワーク設計・構築
結婚を機に転職活動を行い、全く違う業種へチャレンジした三上さん。現在は仕事と家庭を両立させながら、SVとしてメンバーのサポートも行っています。ジャパニアスで「子育てをしながら手に職を持って長く働ける職業」を手に入れた三上さん。将来の夢は「国際案件でも活躍できるクラウドのスペシャリスト」だそうです。