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市場価値の高いITエンジニアへの道~エンジニアQUEST~

Chapter6.
インフラエンジニアに必要なスキルは何がある?

目次

インフラエンジニアになるには、また、将来的にキャリアアップするためには、どんなスキルが必要なのでしょうか。ここでは、インフラエンジニアに求められるスキルをご紹介します。

インフラエンジニアとして求められるスキル

必須のスキルとキャリアアップを目指すなら勉強しておきたいスキル

インフラエンジニアとして活躍するために必要な知識は、以下の通りです。

  • (必須)サーバーやネットワーク、インフラに関する知識・スキル
  • (推奨)セキュリティに関する知識・スキル
  • (推奨)クラウドに関する知識・スキル

クライアントの要求に適うインフラを構築するためには、どの機器をどのように設置し接続するか、それぞれの設定をどうするのかを考えなければなりません。

このため、個々の知識ではなく、サーバーやネットワーク全般にわたる知識やスキルが必要です。物理サーバーではOSの基本知識が、ネットワークでは通信規格プロトコルやLANについての知識が必要でしょう。

運用監視ツールやセキュリティツール、クラウドについても、勉強してキャリアアップできるインフラエンジニアをぜひ目指してみてください。

コミュニケーション能力

インフラエンジニアというと、一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、実は多くの人と関わり合いながら行う仕事です。

例えば上流工程では多くの場合チームで作業をするため、メンバーやリーダーとの円滑なコミュニケーションが欠かせません。また、運用・保守・監視といった下流工程でも、どんなことがあったかを報告したり、適切な部署と連携して対応したりしなくてはならず、いわゆる「報・連・相」が大切です。

お話好き、プレゼン得意でなくても全く問題はありません。端的に、相手が必要な情報を、的確に伝えることを意識しましょう。

クライアントと対話を行い、要望を引き出す・プランを提案することもエンジニアの仕事。時にはクライアントの誤りを正したり、「できること・できないこと」を説明し納得してもらったりするなど、相手を尊重しながらわかりやすく穏やかにわかりやすく話すといった、アサーティブなコミュニケーションが求められます。

勉強力

IT業界ではどんどん技術が進歩しており、次から次へと新しい技術や製品がリリースされています。ITインフラも例外ではなく、エンジニアも仮想化やコンテナ化、テラフォーミング、AIなど、新たな知識を取り込んで仕事に活かす必要があります。

このため、知的好奇心を持って常日頃から自分で勉強をすることが大切です。「新しい知識や技術を覚えるのが苦手」「勉強が嫌い」という人には向いていないでしょう。

インフラエンジニアとして必要な言語

従来、インフラエンジニアにはプログラミングスキルは必要とされていませんでした。しかし最近は、管理する機器やサーバーが増えており、キッティング作業や、ソフトウェアのインストール作業、設定・監視・障害発生時の普及などの自動化需要が高まっています。こうした自動化に対応するため、インフラエンジニアにもコードが読み書きできるスキルが求められるようになっています。

インフラエンジニアとして仕事をする上で、学んでおくと役に立つプログラミング言語は、主に以下の言語です。

  • Shell(シェルスクリプト)Bash:Linuxでコマンドなどの命令を実行する際に使う言語
  • TTL:Tera Term用の独立言語。複数のサーバに対する自動ログオンなどが効率的に行える
  • BAT:Windowsに標準搭載のバッチファイルを作成するための言語
  • Python、Ruby、Javaなどのソフトウェア開発言語

とはいえ、専門のプログラマーのような高度なスキルは必要ありません。あくまで作業の自動化という目的のため、その工程に必要な言語を習得しておくと、より市場価値の高いエンジニアとして重宝されるでしょう。

将来的にキャリアアップにつながるスキル

要件定義

要件定義とは、顧客の要望をどのようにインフラ環境に反映するかを明確にする工程です。顧客の要求を正しく理解するためのコミュニケーションスキル、顧客の要求イメージを具体化するための幅広いインフラの知識、これら他のチームにも分かりやすく表現できるスキルなどが必要です。

要件定義は、システムの品質を大きく左右するフェーズのため、このスキルを持っていると、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントといった上級の職種へのアサインが望めます。

プログラミング(自動化など)

ITシステム開発における幅広い領域の知識やスキルを備えた、フルスタックエンジニアなどの需要が高まっています。

プログラミングスキルを習得することで、複数の工程に関わることができるようになり、市場価値の高い「フルスタックエンジニア」としてキャリアアップすることが可能です。

クラウド

近年、ITインフラのクラウド化が進んでおり、オンプレミスからクラウド環境へ移行する企業が増えています。

このため、クラウドサービスの知識をはじめ、サーバーやネットワークの知識や社内システムの技術など幅広い知識を持っていれば、今後増加する需要に対応することが可能です。

セキュリティ

ITインフラを設計する際には、当然、セキュリティへの配慮が必要です。セキュリティ対策のニーズは今後ますます高まっていくため、アクセス管理や権限管理、暗号化、ウイルス対策、不正通信対策や脆弱性対策、サイバー攻撃の知識などを持っていると、なお重宝されるでしょう。

ソフトウェア開発を少しでも知っておく

インフラエンジニアとして、核となるインフラの知識はもちろん重要です。

適切な設計・構築を行い、万が一障害が発生した際に迅速に対応するためには、ソフトウェア開発に関する知識も持っておいた方が良いでしょう。システムの仕組み全体を網羅する知識を持つことで、幅広いニーズに応えることができます。

将来的に市場価値の高いエンジニアになるためには、10代20代からインフラエンジニアとして下積みをしておくのがおすすめです。ただし、会社選びを間違うと、下積みしかできなかったり、逆に、上流工程だけできても下流工程の専門的な知識が少ないエンジニアになったりすることも…。

選ぶ会社次第でエンジニア人生が大きく変わってしまうので、未経験からエンジニアを目指す方は、ぜひこちらのページをチェックしてみてください。

インフラエンジニアの
キャリアアップ例を見てみる

編集チームまとめ

「縁の下の力持ち」とも言えるインフラエンジニアは、さまざまなスキルや知識が求められる難しい仕事です。しかし、スキルや知識をしっかり習得すれば、キャリアアップして幅広い業界やプロジェクトで活躍することができるでしょう。

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