インフラエンジニアにはさまざまなキャリアプランがあります。ここでは、インフラエンジニアのキャリアプランを6つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
一口にインフラエンジニアの仕事と言っても、作業工程によって大きく「上流工程」と「下流工程」に分けられています。
「上流工程」とは、ITインフラを設計・構築する仕事。「下流工程」は、完成したシステムを監視・運用する仕事です。下流工程を経験した後、上流工程にステップアップするのが一般的な流れです。
ヘルプデスクとは、システムやサービスに関する問い合わせにチャットや電話などで対応する仕事のことです。
IT業界全くの未経験から始めやすい業務の一つ。マニュアルに沿った仕事を丁寧にこなしつつ、業務を通して幅広く知識や経験を身に付ければ、その後のさまざまなキャリアに活かすことができるでしょう。
監視業務は、ITインフラの安定稼働を支える重要な仕事ですが、マニュアルに沿った仕事が多く、未経験者でもスキルを身につけることができます。
監視業務からのキャリアアップとしては運用・保守業務です。一人ひとりの勉強力にもよりますが、3~5年頑張れば、社内SEやインフラエンジニア、システムエンジニアなどへキャリアアップできるチャンスがあります。
運用保守業務は、構築したインフラが安定して稼働するよう、監視やメンテナンス、障害対応を行う仕事です。
「縁の下の力持ち」のようなポジションですが、インフラエンジニアのキャリアパスには特に重要な仕事。業務を通して「運用しやすいシステム」を学ぶことで、キャリアアップした後、設計や構築業務に活かすことができます。
インフラエンジニアの仕事の中でも上流工程と言われる、設計・構築業務や要件定義。技術力だけでなく、ヒアリング能力やコミュニケーション能力、ネットワークに関する基本的な知識なども必要。
未経験者でも下流工程からスキルを磨き、キャリアアップして目指すことは可能です。
サイバー攻撃が巧妙化し、より悪質になっている現代で、特に需要が高まっているセキュリティエンジニア。ネットワークやシステムの弱点(脆弱性)を見つけ出し、セキュリティを高めるためにさまざまな業務を行います。
仕事内容がインフラエンジニアと共通しているため、インフラエンジニアからのキャリアチェンジで目指す人が多いようです。
クラウドサービスの普及によって、インフラ環境をクラウド上へ移行しようとする企業が増えています。クラウドエンジニアとは、クラウドサービスを利用してシステムの構築や保守を行うエンジニアのこと。
需要が増えている今こそ、インフラエンジニアとしてクラウドの知識・スキルを身につけることで、さまざまなキャリアパスを描けるようになるでしょう。